人類は火を使うことを覚え、それを利用しいろいろなものを作り上げてきました。火はときには災害を起こし、ときには人類の文化・生活を変え、その発展に大きく寄与してきました。火は時をこえても変わりません。しかし、その火が生み出す芸術のひとつに焼き物があり、そのひとつがタイルであり、レンガなのです。

日本には六古窯と呼ばれる焼き物の産地があります。そこでは各地域の土の特徴を生かした色・風合い・質感の焼き物が見られます。土は地域により異なりいろいろな味を見せてくれます。まるで日本というキャンバスに彩りをつけるかのごとく、その個性を発揮します。

自然の力がバックアップ。火の力と土の彩りを操る“カメレン”我われはお客様のニーズに合わせ、火の力を操り、時には柔らかく、時には荒々しく焼き上げ、その力を製品に伝播させていきます。また、土に彩りを生かし、望まれる色・質感・風合いを人の技・英知によって再現します。